2025年5月21日水曜日

【LIFE 写真展によせて: 002】

展示作品について


今回の個展では、シンプルにギャラリー所蔵のレンタルアルミフレームにオーバーマットを入れることに。
淡々と「並び」「組」「色」で、1点ずつ、塊で、空間で、作品を観て頂きたいと思い。

A2サイズまでなら自宅でプリント可能。
裏打ちシートは紙業者さんに特注で作ってもらい、自分で貼るので破格。
オーバーマットは安定の「金丸真」さんで、こちらも特注で切ってもらう。

問題は用紙。

ILFORDの「Gold Fibre Silk」をこれまで使用していたが、まさかの廃版に、、、
他の用紙には無い特殊なインクジェット受像層を使用しており、圧倒的な再現性があったが
特殊なコーティング故に材料供給が停止し廃版になってしまったようだ。

そこで、ハーネミューレ、イルフォードのファインアート紙、そして局紙と改めて色々テストしたが、総合的にみて、「Silk」ほどの表現力は無いが「Gold Fibre Gross」と決めた。

まだ会期まで間があるが、円高事情もあるのだろうか、ドイツからのインクジェット用紙供給が細すぎて日本国内に数箱しか在庫が無い状況。販社に掛け合い5月入荷分から何とか4箱購入することが出来てホッと一息。

A2サイズ25枚入り×4箱で、普及機デジカメボディが買える価格(苦笑)、写真展はとてもお金がかかりますね、、、

〈つづく〉

 


2025年5月20日火曜日

【LIFE 写真展によせて: 001】

 ギャラリーの公募審査用に(猫写真で)応募したのは7年ぶりだろうか。


気の置けない仲間とマグロ食べ放題の居酒屋で終電まで語り合い。
猫の写真について、写真展について、あーでもない。こーでもない。

それならばいっそのこと、
お互いにそれぞれの立ち位置と成果をしっかりと確認してみよう!

『そうだ、メーカーギャラリーの公募に出そう!』

私の場合は、締め切りまでもう2週間だったので、ヨドバシ.comで用紙とインクを急ぎしこたま買い込み。
ブックが完成したのが2024年9月29日で、そのまま宅急便で送って締め切りの9月30日に滑り込みセーフ(苦笑)

意外に結果は早く出ました。
3週間後に「写真展を開催していただくことになりました」とあっさりとした内容のメールが来て。

猫写真を撮り始めたのが2005年、活動20年の節目に
初めて使ったカメラ(フィルム)「OM-1」のメーカーの流れをくむ、新装オープンして10年の節目のギャラリーで個展。
感謝デス。

尚、あの時マグロを食べながら呑み交わした友人も、有言実行で2025年9月に
某カメラメーカーギャラリーでの個展開催が決まりました。

嬉しさ2倍!ありがとう!

〈つづく〉



2025年5月19日月曜日

【LIFE 写真展によせて: 000】

先ずは、名刺代わりに星野の過去個展と代表的な企画展のアーカイブをお知らせいたします。

■主な個展■

2007年3月~「東京湾岸のねこたち」
      キヤノンギャラリー銀座他5都市巡回 (第17回 林忠彦賞 最終候補作品展)

      https://ginza.keizai.biz/headline/322/


2010年2月  「光の中で」~東京湾岸のねこたち~ 
       エプソンギャラリーエプサイト(スポットライト制度 第1回対象作品展)    https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/koubo/spotlight/special_01.htm

2010年2月~ 「東京湾岸のねこたち」
       キヤノンギャラリー銀座 他2都市巡回
                 http://wanganneko.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-c650.html


2011年6月  「東京湾岸のねこたち」
       ギャラリールデコ 
       ※ギャラリー4フロアーを貸し切り4タイトルの合同写真展            

       https://tngphotoex.exblog.jp/16152895/

       

2013年8月  「海猫夢幻~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~」 
       コニカミノルタプラザ 

       https://www.itmedia.co.jp/dc/articles/1602/18/news010.html


2015年11月 「東京湾岸のねこたち 2015」
       横浜赤レンガ倉庫1号館1階 
       ※企画展「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展」ブースにて約250点の作品を展示

       https://www.hamakei.com/headline/9644/


2016年2月  Cats on the shore ~海辺に生きる猫たちの記憶~ 
                              コニカミノルタプラザ

       http://wanganneko.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/cats-on-the-sho.html


2019年10月  「猫皆幻化」
                               NineGallery 

       https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000042876.html

 

2023年5月    「夜汽車の旋律」 (※鉄道モチーフ)
       富士フイルムフォトサロン東京/大阪

                      https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230505_02.html



2024年8月  「東京湾岸のねこたち」~The last chapter~
       富士フォトギャラリー銀座

       https://www.walkerplus.com/article/1212135/ 


私のライフワークでもあり、代名詞にもなった「ねこ写真展」シリースの情報です。

2015年 「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展」 
                   https://www.hamakei.com/headline/9644/

2016年 「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展2016」 
                    https://travel.navitime.com/ja/area/jp/guide/NTJeve0417/

2017年 「渋谷ルデコねこ写真展」
                    https://ledeco.net/?p=14565

2018年 「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展2018」 
                   https://www.fashion-press.net/news/39789

2020年「品川キヤノンオープンギャラリーねこ写真展」
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/japancreate-cat

2020年「池袋ギャラリー路草ねこ写真展」
                 https://gallery-michikusa.jp/archives/201015/

2023年「品川キヤノンオープンギャラリーねこ写真展2023」
 https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/japancreate-cat-2023

2024年 「ねこ写真展@CP+2024」
                  https://www.cpplus.jp/2024/off-highlight/

2025年 「ねこ写真展@CP+2025」
                   https://www.cpplus.jp/off-highlight/off-highlight02.html

2026年 -coming soon-



2024年12月9日月曜日

耀の路

2025年7月に自身7回目となるメーカーギャラリーでの個展開催が決まりましたので、
写真展のタイトルに合わせてブログのタイトルも変更しました。

東京湾岸に生きる猫たちにテーマを絞り撮影して20年の節目の写真展。
慢心せず、ブレず、ひた向きに一本の細い「路」を歩いてきました。
どうそ宜しくお願い致します。

尚、「夜汽車の旋律」も継続して鋭意撮影中です。
2~3年後には纏まった形でご覧頂きたいと思っていますので併せて宜しくお願い致します。

まだまだ「長い旅」が続きそうです。



Canon EOS R5 MarkⅡ+RF70-200mmF2.8LIS
1/20sec f/2.8 ISO6400

2024年12月8日日曜日

2023年7月4日火曜日

大阪巡回展 2023年8月11~17日開催

 


※終了致しました※

星野俊光写真展「夜汽車の旋律」
会期 2023811 (金・祝) 17 ()

会場 富士フイルムフォトサロン大阪

住所 大阪府大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア1F

時間 10:0019:00 (最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)

休館日 会期中無休

入場料 無料



写真展公式 https://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/23081102.html

CAPA CAMERA WEB(東京/大阪情報) https://getnavi.jp/capa/pickup/230505hoshino/



2023年5月11日木曜日

東京展、終了致しました。


 写真展「夜汽車の旋律」富士フイルムフォトサロン東京展は、昨日5月11日で7日間の会期を終了致しました。

ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。

展示作品42点は輸送箱に収められ、3か月後(8月11~17日開催)の「富士フイルムフォトサロン大阪」巡回展に備えております。

ギャラリー公式発表の来場者数は入口1箇所のみで、重複カウントとかもあるので参考値とし、推計3000人(あくまでも個人的推計)のお客様にご覧頂けたようです。

東京ミッドタウンという場所柄、写真展目当てではないお客様が多いのも富士フイルムフォトサロンの特徴で、外国の方も多くいらっしゃいました。

今回、鉄道モチーフとしては初個展、正統派の鉄道写真ではないので多少の不安はありましたが、鉄道にご興味が無い一般のお客様や、外国のお客様の反応が非常に良かったのは嬉しい誤算でした。

写真展は、お客様の感想を聞きながら、自分の作品を自身で咀嚼・分析するライブだと私は思っています。

DMに使用した作品が今回一番響いたようで、多数頂いた感想から自身でも「何故この写真でそう感じて頂けたのか?」を言語化することが出来て、今後の作品作りの大きなヒントを得られました!

個展、と言っても、写真展は一人では出来ません。

今回もたくさんの皆さんに支えて頂きました。

写真展の顔でもあるキービジュアルのDMデザインを担当して頂いたデザイナーの三村漢さん。難しいデータを期待値以上のファインプリントに仕上げて頂いた富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(クリエイト)の牟田さん、ラボマンのみなさま。

このような素晴らしいギャラリーでの展示の機会を提供してくださいました富士フイルムホールディングス(株)さま。

今回の審査に応募するきっかけとなった勉強会(飲み会?)のishicoさん、MARCOさん。

DM配布にご尽力頂きました福田さん、近森さん。

厳しい撮影環境の中、いつも心の支えとなってくれる、わ鐵沿線/只見線沿線/飯山線沿線でお会いする鉄道写真仲間たち。

そして猫写真仲間たち。

私の作品の一番の理解者であり、今回の写真展のディレクション(セレクトからレイアウトまで)を全面的に担当してくれた星野晴美。

皆様、みんな、ありがとうございました。

                                      

                                       感謝


                                     星野俊光